対象は100人 産交バスが運賃を多く徴収 原因は運賃改定時の入力ミス
九州産交バスは7日、10月に運行した1台のバスで運賃を多く徴収していたことを発表しました。運賃を多く支払った人は約100人に上ります。
運賃を多く徴収していたのは、産交バス「光の森産交」発、「桜町バスターミナル」行のE3-1系統で、10月3日から16日にかけて合わせて5便で運行したバス1台です。
九州産交バスによりますと、10月1日の運賃改定時に、このバスの液晶パネルに運賃を入力する際、誤ったデータを入力していたということです。
対象となる区間は「菊陽バイパス入口弓削立体橋」停留所から終点の「桜町バスターミナル」までで、1件あたり20円から50円多く徴収していました。10月16日に、このバスの運転手が気づきました。
多く徴収していたのはのべ100人程度だということです。また、このバス以外に誤ったデータの入力はないということです。九州産交バスは、「お客様にご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。再発防止に努めてまいります」とコメントしていて、光の森営業所とサクラマチクマモト2階の案内所で返金の対応をしています。