<“7円以上”値上がりに転じる>ガソリン価格…政府による”補助金縮小”のため(宮城・12月23日時点)
12月19日から政府によるガソリンの補助金が縮小したため、23日(月曜日)時点の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、7円以上の値上がりに転じた。
石油情報センターによると、12月23日(月曜日)時点の宮城県内のガソリンの平均小売価格は1リットルあたりレギュラーが180円40銭・ハイオクが191円50銭で先週よりいずれも7円60銭 値上がりした。
これは、中東情勢の悪化に加え、政府の補助金が12月19日から縮小されたためで、レギュラーが180円を突破するのは去年9月以来となる。
7円以上の値上がりは、2008年のリーマンショックの時の10円値上がりに次ぐ水準だ。
また、灯油の店頭価格は18リットルあたり2124円で、前の週より111円も値上がりした。
今後の見通しについて、石油情報センターは、年明けまでは小幅な値動きとしたうえで、1月16日には政府の補助金が打ち切られることから、ガソリンはさらに高くなるとみている。