【魚介編】年末年始の食材価格の見通しは?地震でナマコが豊漁!?
年の瀬が近づき年末年始の食材の準備を考えている方も多いのではないでしょうか?
気になる価格の見通しをお伝えします。
★青森放送 伊東幸子アナウンサー
「年末年始の青森の食卓に欠かせない魚介類の価格、今年はどうなっているんでしょうか?お魚のプロに取材します!」
お正月料理に欠かせない旬の魚介類。
今年注目はナマコです。
ここ数年は高値が続いていましたが、今年は変化が…。
★青森魚類鮮魚部 船橋唯課長
「(11月の)陸奥湾の地震のあとナマコの量が増えたんですけど地震が関係あるかは分からないんですけど、ひじょうにナマコが獲れまして単価はすごく下がって」
今週はシケが続いていますが回復すれば、正月用は例年並みの卸値に戻る見込みです。
また、子孫繁栄を願って食べる縁起物のかずのこ。
北海道ではニシンが豊漁で、年末年始を前に価格が高騰する心配はなさそうです。
続いてオススメなのが…。
★青森魚類食品部 前田光希さん
「こっちがタラバ、こっちがズワイ、今年の年末年始もお得に食べることが出来るのがカニです!」
日本ではロシア産を多く輸入していますが…
★青森魚類食品部 前田光希さん
「昨年に引き続きウクライナ情勢の影響がありまして、アメリカではロシア産のものが全て禁輸となっていますので卸値は下がったままです」
ロシア産の供給量が潤沢で、2~3割安い状態が続いています。
青森市中央卸売市場ではあさって土曜日、一般客に市場を開放する「水産の朝市!」が行われます。
今日紹介したもの以外にも豊富な魚介類が揃っています。