岡山県矢掛町特産の西洋ネギ「リーキ」の出荷が、今日（14日）から始まりました。

　太さはおよそ4センチ。葉が平らな西洋ネギ、リーキです。リーキの生産が盛んな矢掛町は、旬が受験シーズンと重なることから、切り口の輪の「まる」と合格の「まる」をかけて「満点リーキ」の名で出荷しています。

　JAによりますと、去年の夏の猛暑で生育が心配されましたが、生産者が茎をしっかり土で覆うなど直射日光を防いだため、長さも太さも上々の出来だということです。初出荷を迎えた今日、170キロが地元の選果場に持ち込まれ、JAの職員などが品質や太さなどを確かめていました。

　高級野菜としてホテルのフランス料理のスープなどに使われる、満点リーキ。JAは東京、大阪など都市圏の市場を中心に、3月末までに3トンの出荷を目指すとしています。