呑み切り神事 酒蔵の伝統行事 綾川町
冬に仕込んだ日本酒の出来を確かめる「呑み切り神事」が、香川県綾川町の酒造会社で行われました。
200年以上の歴史を持つ綾菊酒造の酒蔵には、会社の関係者をはじめ、県内の販売店などからおよそ20人が集まりました。呑み切り神事は、冬に仕込んだ酒の熟成の度合いを確かめる酒蔵の伝統行事です。
この蔵では香川県産米の「オオセト」を、阿讃山脈の伏流水で仕込むのが特徴ですが、去年の夏の高温が影響し、味にも例年にない変化があったそうです。
近年は、高松空港を利用するインバウンド客の土産としても需要が高まる日本酒。新酒は9月から順次、出荷されるということです。