客が企業などに対して理不尽な言動をするカスタマーハラスメントいわゆる「カスハラ」について、警察官らが学ぶ講演会が7月17日、徳島市で開かれました。

この講演会は、近年、警察官や警察職員に相談などが増えているカスタマーハラスメントに関する知識を身に付けてもらい、対応力を向上させてもらおうと、徳島県警が開いたのもので、約70人が参加しました。

講演では、県内でコールセンターなどのサービスを展開する株式会社テレコメディアの坂東香湖さんがお客さんからのクレーム対応などについて説明しました。

（株式会社テレコメディア 坂東香湖さん）
「『苦情＝カスタマーハラスメント』だと容易に判断をしてしまうことがないように」

県警によりますとここ数年、県内でもカスタマーハラスメントについての相談などが徐々に寄せられているということです。

（参加者）
「上司であったり、ほかの課の方たちとの対応にもつながることも多くあるなと感じたので、そこを意識して、これから業務に励んでいきたいなと思いました」