都内の大手卸業者と連携協定 市場ニーズとマッチングさせた花の生産へ 山梨県
生花の産地化を目指し、山梨県は都内の大手卸業者と連携して、市場ニーズとマッチングさせた花の生産に乗り出すことを決めました。
9日、都内の生花卸大手「大田花き」の磯村信夫社長が県庁を訪れ、長崎幸太郎知事と協定を交わしました。協定では、県が「大田花き」の市場情報を基に、需要が高い花の生産を促進させ販路の確保を目指します。一方、「大田花き」は将来的に品質の高い花の産地が確保できる可能性があるとしています。
県は今後、年末年始に需要が高い「ナンテン」や「オキシペタラム」などについて、花き農家に働きかけるほか、新規参入を促し、花の産地化を目指します。