プーチン大統領“クリスマス停戦”宣言も実態伴わず 攻撃続き…ゼレンスキー大統領も非難
ロシアのプーチン大統領はロシア正教のクリスマスに合わせた停戦を宣言していましたが、東部や南部で攻撃は続き、実態は伴いませんでした。
プーチン大統領はロシア正教のクリスマスに合わせ、日本時間の8日午前6時を期限とする36時間の停戦を一方的に宣言していました。
ところが7日、東部ドネツク州の知事は住宅や病院などが砲撃を受けてけが人が出たとしているほか、ウクライナ南部ヘルソン州の知事は「1日39回の砲撃を受けた」と述べています。
一方、ロシア国防省はウクライナ軍からの攻撃に応戦したものだとしていて、停戦は事実上、成立しませんでした。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「モスクワが発するあらゆる言葉がいかに虚偽であるかを改めて思い知った」と述べて非難しています。