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イスラエルや仲介国が戦闘休止案に合意か ネタニヤフ首相“ハマス側の要求と隔たり大きい”

2024年2月26日 12:16
イスラエルや仲介国が戦闘休止案に合意か ネタニヤフ首相“ハマス側の要求と隔たり大きい”

パレスチナ自治区ガザ地区で続く戦闘をめぐり、人質の一部の解放と引き換えにおよそ6週間戦闘を休止する案に、イスラエルや交渉の仲介国が合意したと現地メディアなどが報じました。

交渉は、アメリカやエジプト、カタールなどの仲介で、23日からフランスのパリでおこなわれていました。

イスラエルメディアなどは、イスラム組織ハマスが拘束している人質およそ130人のうち、女性や高齢者、病人などおよそ40人を解放するのと引き換えに6週間程度戦闘を休止し、イスラエル側も刑務所に収容されているパレスチナ人を数百人釈放する案で、イスラエルと交渉の仲介国が合意したと伝えました。

カタールで、追加の協議が再開されたとしています。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相は25日、アメリカメディアのインタビューで、ハマス側の要求と隔たりが大きいことを示唆しました。

また、ガザ地区南部ラファでの地上作戦について、「交渉が成立しても作戦は延期されるだけ」と、強硬な姿勢を見せました。