イスラエルや仲介国、約6週間の戦闘休止案に同意か
パレスチナ自治区ガザ地区で続く戦闘をめぐり、人質の一部を解放するのと引き換えに約6週間、戦闘を休止する案にイスラエルや仲介国が同意し、カタールで追加協議が行われていると現地メディアなどが報じました。
交渉はアメリカやエジプト、カタールなどの仲介で23日からフランスのパリで行われていました。
イスラエルメディアなどは24日、6週間程度戦闘を休止し、ハマスが拘束している人質約130人のうち、女性や高齢者、病気の人など約40人を解放するのと引き換えに、イスラエル側も刑務所に収容されているパレスチナ人を数百人釈放するという案に、イスラエルと仲介国が同意したと伝えています。また、カタールで追加の協議が再開されたとしています。
今後、イスラム組織ハマス側が同意すれば、具体的な交渉に入る可能性があります。
イスラエル軍はガザ地区南部ラファへの地上侵攻を予告していて、この地域に身を寄せている140万人あまりの民間人への被害を回避できるかが焦点となります。