アメリカ・アリゾナ州の最高裁判所は11日からAI（＝人工知能）で生成した記者を活用した情報発信を始めています。

記者「こちら、AIで生成された記者ですが、まばたきをするなど、顔の表情、話し方が自然で、とてもAIとは思えません。同じ記者として、伝え方も悔しいほど上手です」

アリゾナ州の最高裁判所が採用したのは、AI記者のダニエルとビクトリアです。

AI記者・ダニエル「なぜAIの私が情報発信のために裁判所で採用されたのか不思議に思いますよね？　答えは簡単です。裁判所と、その判決をより理解してもらうため、正確な情報を直接、そしてタイムリーに発信したいと思っています」

当初は動画の作成を検討したということですが、より早く、わかりやすく伝えるため、AI記者の導入を決めたということです。

ダニエルとビクトリアはSNSなどで情報発信する予定で、将来的には、さらに多くのAI記者が採用される可能性があるということです。