独房収監のスー・チー氏、78歳の誕生日迎えミャンマー全土で抗議活動 二男はメッセージ公開…日本とインド名指しし「失望」とも
ミャンマー軍によって独房に収監されているアウン・サン・スー・チー氏が19日、誕生日を迎え、ミャンマー全土で早期解放を訴える抗議活動が行われました。
スー・チー氏は現在、首都ネピドーの刑務所で独房に収監されていて、19日、78歳の誕生日を迎えました。
スー・チー氏が花の髪飾りを愛用していたことから、19日、ミャンマー全土で、市民が花を身につけるなどして収監へ抗議する「フラワー・ストライキ」が行われ、スー・チー氏の早期解放を訴えました。
一方、スー・チー氏の二男でイギリスに住むキム・エアリス氏が母の誕生日に合わせてビデオメッセージを公開しました。「母と全ての政治犯の解放」を求め、国際社会がミャンマー軍に対して「意味のある圧力」をかけるよう訴えています。
さらに日本とインドを名指しし、「民主主義国家であるはずの国がミャンマー軍を支援している」として、「失望している」とも述べました。