米韓合同演習きょうから開始 艦艇20隻以上が参加、北朝鮮からはSLBM発射兆候も
アメリカ軍の原子力空母などを動員した米韓合同の演習が26日、日本海で始まりました。北朝鮮のさらなる反発も予想されます。
韓国軍によりますと、アメリカ軍との演習は26日から29日まで日本海で行われ、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」など、米韓両国の艦艇20隻以上が参加します。
韓国大統領府は、演習を通じて「北朝鮮のいかなるミサイル挑発も無力化するという強力な意志を再確認する」と北朝鮮をけん制しています。
一方、北朝鮮メディアは25日の弾道ミサイル発射について、今のところ報じていません。SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射兆候も確認されていて、さらなる発射に踏み切る可能性もあります。
こうした中、北朝鮮と接する中国の丹東では26日朝、北朝鮮に向けて貨物列車が出発したことがわかりました。列車の運行は新型コロナウイルスの影響で4月に一時停止していましたが、およそ5か月ぶりに再開したことになります。