米ナスダック総合指数 約2年3か月ぶりに史上最高値を更新
アメリカ株式市場で、ハイテク株が中心のナスダック総合指数が、およそ2年3か月ぶりに史上最高値を更新しました。
2月29日のアメリカ株式市場で、ハイテク株が中心のナスダック総合指数が1万6091.92で取引を終え、2021年11月以来、およそ2年3か月ぶりに史上最高値を更新しました。
この日は、AI向けの半導体を製造する「エヌビディア」をはじめ半導体関連銘柄が大きく買われて相場をけん引しました。また、多くの投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も史上最高値を更新しています。
市場関係者は、「市場では来週予定されているバイデン大統領の演説やFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長の議会証言が注目されており、それまでは様子見ムードが広がりそうだ」と話しています。