暗号資産融資の「ブロックファイ」が経営破綻 負債総額は約1400億円~1兆4000億円、債権者は10万人以上か
暗号資産の貸し付けなどを手がける「ブロックファイ」が、経営破綻しました。
「ブロックファイ」は28日、自社とグループ会社8社が、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請したと発表しました。
アメリカメディアによりますと、ブロックファイは、今月11日に経営破綻した、暗号資産の交換所を運営する「FTXトレーディング」から金融支援を受けていて、FTXが破綻した影響で資金繰りが悪化したということです。
ブロックファイが裁判所に提出した書類によると、負債総額は10億ドルから100億ドル、日本円でおよそ1400億円から1兆4000億円で、債権者は10万人以上だということです。
連鎖破綻による、暗号資産業界への信用不安など影響の広がりが懸念されます。