イギリスメディアは、アメリカの議員数人が近く台湾を訪れ、総統選挙で当選した与党・民進党の頼清徳氏と面会すると報じました。中国の反発が警戒されています。

イギリスのフィナンシャル・タイムズは18日、関係筋の話として、アメリカ議会下院の議員3人が来週、台湾を訪問すると伝えました。今月13日に行われた総統選挙で当選した与党・民進党の頼清徳氏と面会し、支持を表明するということです。

また、頼氏が5月に総統に就任する前後に、さらなる議員団の訪問が予想されているとしています。

中国は、蔡英文総統の路線を継承し、アメリカとの関係を重視する頼氏を「台湾独立派」とみなし批判しています。また2022年、当時のペロシ下院議長が台湾を訪問した際は、台湾周辺で大規模な軍事訓練を行うなどしていて、中国の反発が警戒されています。