米副大統領候補バンス上院議員が演説へ 共和党大会3日目
アメリカ大統領選挙に向けた共和党大会は3日目を迎え、副大統領候補のバンス上院議員が演説を行います。
共和党大会の3日目は、副大統領候補のバンス上院議員が演説を行います。
バンス氏は、鉄鋼業など製造業が衰退した「ラストベルト」と呼ばれる地域である、オハイオ州出身の39歳で、過去には、自身が執筆した貧困に苦しむ白人労働者の本がベストセラーになりました。
若さをアピールし、大企業よりも労働者を重視する新たなイメージを打ち出し、4年前の選挙で敗北した激戦州を奪還する狙いで、この後行われる演説内容が注目されます。
またトランプ前大統領は、最終日の19日、指名受託演説を行う予定です。銃撃事件後初めての演説は、アメリカメディアによると国民に団結を呼びかける内容になるとみられています。
一方、民主党は大統領選の候補者を正式に決める投票を、8月の第一週に行うことを検討していると、AP通信が報じました。
ただ、ABCは民主党の幹部が投票を遅らせることを検討しているとも報じていて、バイデン大統領への撤退論が収まらない中、先行きは不透明な状況です。