北朝鮮で“ミサイル型”花火を販売 「ICBM」ネックレスも 狙いは…
北朝鮮で、ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星17」を模した花火が販売されています。「火星17」を模したグッズは他にも生産されているということですが、その狙いとは。
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19日、北朝鮮の国営テレビのニュースが、北朝鮮の首都、平壌に新しく花火店ができたことを報じました。9万点あるという花火の中で店員が紹介したのは…
店員
「商店では『火星砲』の模型を始め、様々な新型の花火を中心に用意しています」
黒く細長い、ミサイルの模型のような形をした花火です。モデルとなったのは北朝鮮が保有するICBM=大陸間弾道ミサイル「火星17」。花火には、弾頭部分には似たような白と黒の模様があります。
ミサイルを模したグッズはこれだけでなく…
去年2月、北朝鮮の軍の記念日を祝う宴会では、金正恩総書記の妻、李雪主夫人の首元に「ICBM」をかたどったとみられるネックレスが。
火星17を模したグッズを生産する狙いについて、韓国メディアは、北朝鮮がICBMの発射成功に強い自信を持っていることを示しているとしています。