トルコ南部、地震発生から11日…17歳の少女を救出 市民生活への影響の長期化懸念
トルコ南部を震源とする地震発生から11日がたちましたが、現地では17歳の少女が救出されるなど、懸命の救助活動が続いています。一方、地震による市民生活への影響の長期化が懸念されています。
トルコ南部で16日、地震発生から248時間後に、がれきの中から17歳の少女が救出されました。
地震により亡くなった方は、これまでに4万2000人を超えていますが、被災地域ではインフラの復旧が進んでおらず、衛生環境の悪化も指摘されています。
ロイター通信によりますと、国際赤十字・赤新月社連盟の関係者は地震による市民生活への影響が24か月続くとの見通しを示しています。
国連は16日、今後3か月間に500万人以上を支援するため、10億ドル以上を拠出するよう国際社会に呼び掛けるなど、支援の拡大が求められています。