スーダン停戦合意は2日連続で守られず…ドイツ人退避計画は戦闘激化で中止に
アフリカのスーダンで軍と民兵組織の戦闘が続いています。両者が結んでいた停戦合意は2日連続で守られず、緊迫した情勢が続いています。
首都・ハルツームでは、19日から20日にかけて大きな爆発が起きました。ロイター通信によりますと、軍とRSF=「即応支援部隊」民兵組織が結んでいた一時的な停戦合意は2日連続で守られず、20日も戦闘が続いているということです。
国連は、これまでに少なくとも270人が死亡、2600人以上がケガをしたと明らかにしています。
こうした中、ドイツメディアは、19日に現地在住のドイツ人約150人を輸送機で退避させるドイツ政府の計画も、戦闘激化のため中止されたと伝えています。