水際対策の緩和が進む韓国 隔離義務も解除 観光地に外国人も
外国人観光客の受け入れを再開している韓国では、すべての入国者に対して隔離義務を解除するなど、水際対策の緩和が進んでいます。
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8日、韓国・ソウルにある観光地、景福宮には、カメラで写真を撮る外国人観光客の姿がありました。
記者(韓国・ソウル、8日)
「韓国では観光ビザや、入国時の隔離免除が進み、観光地では外国人観光客の姿も目立つようになってきました」
新型コロナの感染が落ち着き、外国人観光客の受け入れを再開している韓国。入国手続きについて、海外の観光客からは簡単だったとの声が聞かれました。
米・ニューヨークから来た観光客
「(Q.韓国への入国は難しかった?)ただ書類をオンラインで記入するだけでした」
米・ニューヨークから来た観光客
「ビザは必要ありません。とてもシンプルでした」
オーストラリアから来た観光客
「とても簡単でした」
水際対策については、さらに緩和の動きが出ています。8日からワクチン接種の有無や国籍に関係なく、すべての入国者に対して隔離義務が解除されたのです。
これまで通り、入国する前後に2回、PCR検査を受ける必要がありますが、ハードルは1段下がることになります。ただ、入国後の検査結果が「陽性」となった場合には、隔離措置が必要となります。