バルト三国、ロシアの電力網との接続を遮断 EUの電力網に接続へ
旧ソビエト連邦の一部だった東欧のバルト三国は8日、ロシアへのエネルギー依存から抜けだすためロシアの電力網との接続を遮断しました。9日にはEU=ヨーロッパ連合側の電力網に接続する予定です。
ロイター通信によりますとリトアニア、エストニア、ラトビアのバルト三国は8日、ロシアの電力網との接続を遮断しました。
ウクライナへの侵攻をめぐり対立するロシアへのエネルギー依存から抜けだすとともにEU各国と緊密な連携をとり安全保障を強化する狙いがあります。
バルト三国は1991年にソ連から独立し、2004年にEUとNATO=北大西洋条約機構に加盟しましたが、ロシアとの間で電力網は残されていました。
3か国は2025年までにEUの電力網に接続することを目標に作業を進めてきましたが9日には計画通りヨーロッパ大陸の電力網に接続する予定です。
最終更新日:2025年2月9日 16:18