トランプ次期大統領 ウクライナ担当特使を新設か グレネル元国家情報長官代行の起用を検討と報道
アメリカのトランプ次期大統領がロシアの侵攻を受けるウクライナの担当特使を新たに設け、リチャード・グレネル元国家情報長官代行の起用を検討していると報じられました。
ロイター通信は22日、トランプ氏がウクライナの担当特使を新たに設け、駐ドイツ大使を務めたグレネル元国家情報長官代行の起用を検討していると報じました。早期の戦闘終結を目指すトランプ氏の下で重要な役割を果たすことになるとしています。
ブルームバーグによりますと、グレネル氏は、7月ロシアが占領しているウクライナ領に自治区を設ける和平案を提唱し、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構に早期に加盟することに反対する考えを示したということです。
グレネル氏はトランプ氏が9月にウクライナのゼレンスキー大統領と会談した際に同席していました。
また、トランプ氏は国家安全保障担当の大統領副補佐官にアレックス・ウォン氏を起用すると発表しました。ウォン氏は1次政権でトランプ氏と北朝鮮の金正恩総書記との首脳会談など米朝交渉を担当していたことから、北朝鮮政策を担うとみられます。
最終更新日:2024年11月24日 1:21