オミクロン株ワクチン「3月には準備整う」
アメリカの製薬大手「ファイザー」のCEO(=最高経営責任者)は、新型コロナウイルスの「オミクロン株」に対応したワクチンについて、3月には準備が整うとの見通しを示しました。
ファイザーのCEOは10日、アメリカ・CNBCのインタビューで、「オミクロン株に対応したワクチンはすでに製造を開始していて、3月には準備が整う」と述べました。このワクチンは他の変異株にも対応しているということで、ブーラCEOは、現行のワクチンよりも「感染への予防効果が高くなることを期待している」としています。
一方、モデルナのCEOは今年の秋に向けてオミクロン株に特化した追加接種ワクチンを開発していて、20億から30億回分供給できるという見通しを示しました。