アンドルー王子の称号“剥奪”性的暴行疑惑
未成年への性的暴行疑惑が持たれているイギリス王室、エリザベス女王の二男・アンドルー王子がその称号を事実上剥奪されることになりました。
アンドルー王子はアメリカ人実業家から紹介された当時17歳の女性に性的暴行を加えた疑惑が持たれていて、今年中にもアメリカで民事裁判が開かれる見通しです。
王子は性的暴行を一貫して否定していますが、イギリス王室は13日、王子が軍の名誉職など王室メンバーとしての役割を返上し、今後も公務を行わないことを発表しました。これにより「殿下」の称号も使えなくなります。事実上の称号剥奪で、性的暴行疑惑の裁判については、アンドルー王子が「民間人として自身で対応していく」としています。
BBCは王室の決定について、「性的暴行疑惑による負の影響から距離を置く残忍なほどの対応」などと伝えています。