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五輪迫る中“市中感染”抑え込みに… 中国

2022年1月21日 21:08

五輪開催まで2週間となった中国・北京。オミクロン株の市中感染も確認され、緊張が高まっています。

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オリンピック開幕まで、21日でちょうど2週間となった中国・北京

記者(中国・北京、21日)
「銅像が並んでいます。これですね、トーマス・バッハと書かれています。IOCのバッハ会長の銅像です。笑顔ですね」

市中心部の公園には、1月15日に設置されたばかりのIOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長の銅像がありました。オリンピック本番に向け、雰囲気を盛り上げたい狙いもあると見られますが、知名度はいまひとつのようです。

北京市民
「過去の会長は知っているけど、いまの会長はよく知りません」

一方、市民の気がかりなのが、新型コロナの感染拡大です。

北京市民
「(疫病が)とても心配です。マスクをして、集まるのも少人数にしないと」

北京では、1月15日に初のオミクロン株の市中感染も確認され、緊張が高まっています。不要不急の移動や集会を控えるよう呼びかけているほか、中国政府は、1月25日から北京に入るすべての宅配便の荷物への消毒を強化すると発表。国家の威信をかけて、首都・北京での感染拡大を抑え込み、オリンピック成功を目指します。