激しい攻防が続くウクライナ東部・ハルキウ州で26日、ロシア軍による攻撃で赤ちゃんを含む民間人9人が死亡しました。

ゼレンスキー大統領「ロシア側の攻撃によって、ドンバス地方は人が住めなくなるかもしれない」

ゼレンスキー大統領は新たな動画で、東部・ハルキウ州で26日、ロシア軍の攻撃により生後5か月の赤ちゃんを含む民間人9人が死亡したと明らかにしました。ウクライナ東部をめぐる攻防が激しさを増していて、被害の拡大が懸念されます。

一方、ロシア側は、南部・マリウポリなどで「ロシア化」を進めています。マリウポリ市内には大型モニターを搭載したトラックが到着し、ロシア国営テレビの放送を始めたということです。

こうした中、プーチン大統領は、軍事侵攻後の外国企業の相次ぐロシア撤退をめぐり、強気の姿勢を示しました。

プーチン大統領「多くの欧米企業が撤退を発表したが、それは良かったと思う。ロシアの企業がその代わりになれるからだ」

地元メディアは、モスクワ市内のマクドナルドが来月、新たな名称のファストフード店として開店すると伝えています。