北朝鮮、黄海に数発の巡航ミサイル発射 核攻撃能力を示した可能性、米韓との対決姿勢を高める
北朝鮮が朝鮮半島西側の黄海に数発の巡航ミサイルを発射しました、韓国などを狙う核攻撃能力があることを示した可能性があります。
韓国軍は、北朝鮮が22日午前4時頃、朝鮮半島の西側の黄海に向け、巡航ミサイル数発を発射したと発表しました。現在、米韓両国で詳細について分析を行っているということです。
韓国メディアは、発射されたのが戦略ミサイル「ファサル」の可能性があるとの見方を伝えた上で、北朝鮮が韓国や在日米軍基地を狙う核攻撃能力があると誇示した可能性があると報じています。
北朝鮮は、アメリカの原子力潜水艦が韓国に寄港したことについて「核兵器の使用条件に該当しうる」と強くけん制していました。今月27日は北朝鮮が「戦勝記念日」と位置づける朝鮮戦争の休戦から70年にあたり、米韓との対決姿勢を高めています。