×

遮断の国際電話が再開 新疆ウイグル自治区

2010年1月20日 21:07

 去年7月に大規模な暴動が起きた中国・新疆ウイグル自治区で、暴動発生後から政府が遮断を続けていた国際電話の通話が20日、約半年ぶりに再開された。

 新疆ウイグル自治区では、去年7月に大規模な暴動が起きた後、自治区政府が治安維持を理由として、国際電話の通話やインターネットの通信、携帯電話のメールサービスを遮断した。

 一般市民はインターネットなどが全く使えない生活を強いられてきたが、自治区政府は17日に自治区内に限り携帯電話のメールサービスを再開したのに続き、20日から国際電話の通話を再開した。

 一方、インターネットについては、国営・新華社と共産党の機関紙「人民日報」や天気予報のサイトなどに限って閲覧できる状態が続いている。