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ペルーで大雨 土砂崩れで日本人が孤立

2010年1月27日 10:56

 南米・ペルーの世界遺産「マチュピチュ」へ向かう線路が土砂崩れで寸断され、日本人約50人を含む観光客が取り残された。現在、救助活動が進められている。

 現地では降り続いた大雨による土砂崩れが相次ぎ、これまでに観光客と住民計5人が死亡したほか、マチュピチュと近郊の都市のクスコを結ぶ線路が寸断された。このため、観光客約2000人がマチュピチュ近郊に取り残され、軍や警察のヘリコプターが救助を始めている。ペルーの日本大使館によると、取り残された観光客の中には日本人約50人が含まれているが、ケガ人がいるという情報は入っていない。

 現地では宿泊施設が足りず、地元のテレビ局は多くの観光客が路上で一夜を過ごしたと伝えている。