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6か国再開、関係国の誠意が重要~金総書記

2010年2月9日 15:23

 北朝鮮・金正日総書記は8日、訪朝した中国共産党の外交のトップである王家瑞対外連絡部長と会談した。金総書記は「北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議を再開するためには、関係国の誠意が重要だ」と述べた。

 中国国営・新華社によると、会談は北朝鮮の地方都市・咸興で行われ、金総書記は王部長に対し、「朝鮮半島の非核化を実現することは、北朝鮮の一貫した立場だ」と強調した。さらに、「6か国協議を再開するためには、関係国の誠意が重要だ」とした上で、「そのために中国との交流と協調をさらに強める」と述べた。

 王部長は中国・胡錦濤国家主席からの「金総書記の都合の良い時期の中国訪問を歓迎する」とのメッセージを伝え、それに対し、金総書記は感謝の意を表した。