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リコール問題、米運輸省がトヨタを調査

2010年2月17日 12:50

 「トヨタ自動車」のリコール問題について、アメリカ運輸省の高速道路交通安全局は16日、「トヨタのリコールに遅れがなかったどうか調査を開始している」と発表した。

 対象となるのは、車のフロアマットやアクセルペダルの不具合について行われた3件のリコール。交通安全局は、対象となる車の不具合をトヨタがいつ、どのように把握したか、書類を提出するよう求めている。また、メーカー側が「安全上の欠陥がある」と判断した場合、5日以内に交通安全局に報告する義務があると指摘した上で、「法律に触れた際には、最大で1640万ドルの制裁金を科す」としている。

 この問題について、来週に行われる公聴会を前に、委員会の筆頭理事・アイサ下院議員が16日、トヨタの販売店を視察するなど公聴会に向けた調査が続いている。