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国際
2022年3月30日 6:27

停戦協議で“一定の進展” 軍事活動を大幅縮小へ

ロシアとウクライナは29日、停戦協議を行い、一定の進展があったとの考えを示しました。ロシア側は、キーウ近郊での軍事活動を大幅に縮小するとしています。

対面での停戦協議は今月7日以来で、トルコのイスタンブールで4時間近く行われました。

ウクライナ・ポドリャク大統領府顧問「今日はロシア側も(ウクライナの)安全を保証する国々も合致できる点が話し合えた。そして大統領同士で会談できる条件に達しました」

協議終了後、ウクライナの代表団は一定の進展があったとの認識を示しました。

一方、ロシア側も交渉がさらに進展すれば、最終合意に向けプーチン大統領とゼレンスキー大統領が会談することが可能だと述べました。さらに、交渉の環境を整えるため、キーウ近郊での軍事活動を大幅に縮小すると発表しました。

ロシア国防省次官「軍事力をキエフ(キーウ)とチェルニヒウ方面で大幅に削減することを決定しました」

焦点となっているウクライナの安全の保証については、アメリカなどに加え、ロシアとの関係が良好な中国や、仲介役のトルコなども参加する新たな枠組みがウクライナ側から提案されました。この枠組みは、主権をめぐって対立するクリミアと東部地域には適用しないとしています。

クリミアの問題は今後15年かけて協議するとして事実上、棚上げした形ですが、東部地域の扱いは明らかになっておらず、歩み寄れるかは依然、不透明です。

ロシア代表団を率いるメジンスキー氏は「合意までにはまだ長い道のりがある」としています。