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日米外相会談 普天間移設で協議継続を確認

2010年3月30日 13:17

 岡田外相は29日、アメリカ・クリントン国務長官との会談を終え、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題について、協議を続けることを確認した。

 会談で、岡田外相は日本政府としての現時点での検討状況を説明し、5月末までに決着させるという、鳩山首相の決意を強調した。これに対し、クリントン長官は引き続きこの問題を協議していく姿勢を示したという。

 現行の日米合意案がベストだという立場を崩していないクリントン長官としては、今回は、協議の継続だけが最大限、岡田外相と折り合える余地だったとも言え、今後の協議は難航が予想される。