パキスタン北西部で９日、オートバイを使った自爆テロがあり、少なくとも４５人が死亡、約４０人がケガをした。

　テロがあったのは、アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部の部族支配地域。９日、政府高官の事務所の前にオートバイで乗りつけた男が中に侵入を試み、制止されたところで爆弾を爆発させた。ロイター通信によると、このテロで少なくとも４５人が死亡、約４０人がケガをした。

　今のところ犯行声明などは出ていないが、テロがあった地域ではパキスタン軍が反政府組織「タリバン」の掃討作戦を行っており、不安定な情勢が続いている。