旅客機が着陸直前に墜落、43人死亡 中国
中国・東北部の黒竜江省で日本時間24日、乗客・乗員96人を乗せた旅客機が空港に着陸する直前に墜落し、43人が死亡した。
中国国営・新華社などによると、日本時間24日午後11時過ぎ、中国東北部にある黒竜江省伊春の空港で、ハルビンから到着した「河南航空」の旅客機が着陸する直前で墜落し、炎上した。乗客91人と乗員5人のうち、これまでに43人が死亡、53人が救出されて病院で治療を受けている。瀋陽の日本総領事館によると、乗客の中に日本人はいなかった。
事故機は、ブラジルの「エンブラエル」が製造した「E190」で、中国政府の専門家らが墜落の状況や事故原因などを調べている。