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ウィキリークス創設者、保釈決定も勾留続く

2010年12月15日 13:11

 スウェーデンでの性犯罪の容疑に基づいて逮捕された内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者について、イギリス・ロンドンの裁判所が14日、保釈を認める決定を出した。しかし、検察側が不服を申し立てたため、勾留は続いている。

 ロンドンの裁判所は14日、アサンジ容疑者に対し、保釈金3100万円のほか、居場所を特定する電子タグを身につけるなどの条件で保釈を認める決定をした。しかし、検察側が不服を申し立てたため、アサンジ容疑者の勾留は続く。保釈をめぐる審理は今週、高裁で行われることになる。

 一方、社会派の映画で知られるアメリカのマイケル・ムーア監督が、アサンジ容疑者の支援を表明した。ホームページやサーバーの提供を申し出たほか、2万ドル(約160万円)を寄付したという。