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ホンハイ幹部が日産側と旧正月前に接触 台湾メディア

2025年2月7日 21:16
ホンハイ幹部が日産側と旧正月前に接触 台湾メディア
ホンハイ精密工業ホームページより

台湾メディアは7日、日産自動車の買収を検討しているとされる台湾企業「ホンハイ精密工業」の幹部が、先月の旧正月「春節」を前に来日し、日産側と接触していたと報じました。

日産自動車は業績が悪化する中、ホンダとの経営統合の検討を進めてきましたが、6日、日産側が協議そのものを打ち切る考えをホンダ側に伝えたことが明らかになっています。

日産自動車をめぐっては、台湾の「ホンハイ精密工業」が買収を検討しているとされ、台湾メディア「中央通信」は7日、ホンハイのEV事業の責任者・関潤氏が先月の旧正月「春節」を前に来日し、日産の幹部と接触して提携の可能性を探ったと報じました。

関氏はかつて日産でも副COO(副最高執行責任者)を務めた経験があり、去年12月中旬にはフランスで、日産の筆頭株主である「ルノー」と日産の株式を売却する可能性について協議したとも報じられています。今後、ホンハイが株式の取得に動き出すかなど、動向が注目されています。

最終更新日:2025年2月7日 22:59