台湾 4年ぶり上陸「台風11号」 78人けが、土砂崩れで集落孤立 大規模停電も
台風11号が3日、台湾に上陸し、土砂崩れや大規模な停電など被害が発生しています。台湾に台風が上陸するのは4年ぶりです。
台湾の中央気象局によりますと、台風11号は3日午後、台湾東部に上陸しました。台湾に台風が上陸するのは2019年以来、4年ぶりです。
地元メディアなどによりますと、日本時間の4日午前9時までに、78人がけがをしたほか、土砂崩れが発生し、一部の集落が孤立しているということです。また、日本時間の午前11時時点で3万世帯以上が停電しています。
台湾に離着陸する航空便は4日、212便が運休となっているほか、一部の区間の列車も運転取りやめとなっていて、交通にも影響がでています。
台風11号はすでに台湾から離れていますが、当局は強風と雨の影響は続くとして、警戒を強めています。