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三菱重サイバー攻撃、中国外務省は関与否定

2011年9月21日 3:49

 「三菱重工業」のコンピューターがウイルスに感染していた問題で、中国外務省は20日、会見で関与を否定した。

 中国外務省の報道官は「中国がサイバー攻撃の拠点だという非難は根拠がない」と述べ、関与を否定した。その上で、「中国政府はサイバー攻撃に一貫して反対し、犯罪行為として厳しく禁じている」と強調し、「中国も海外からのサイバー攻撃の被害者である」と訴えた。

 日本や欧米からは、中国国内のハッカー集団が、他国の政府機関のコンピューターに侵入したり、軍が組織的にサイバー攻撃を研究したりしていると指摘する声が上がっているが、実態は明らかになっていない。