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トルコ地震、死者200人超 救助活動続く

2011年10月24日 17:51

 マグニチュード7.2の大地震の発生から一夜明けたトルコでは、余震が続く中、救助活動が続けられている。重機を使うと建物が崩れるおそれがあるため、手作業による救助活動も行われている。

 被害が大きかった町では、家が壊れた住民らが屋外のたき火で暖をとる姿が見られた。ロイター通信は、トルコ・シャーヒン内相の話として、これまでに200人以上が死亡、1000人以上がケガをしたと伝えている。

 また、震源に近い都市・エルジシュでは24日朝、新たに2人の生存者が倒壊した建物の下などから救出された。ロイター通信は、依然、数百人がガレキの下に閉じこめられていると伝えている。

 死傷者の数はさらに増えるおそれがあり、500人から1000人が死亡したとの見方も出ている。外務省によると、これまでに日本人の被害は確認されていない。