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韓国で-17.1℃ 電車のドア凍りつく

2012年2月2日 20:47

 韓国・ソウルは、2日朝の最低気温が氷点下17.1℃と、2月としては55年ぶりという記録的な寒さとなった。ソウル市内を走る電車はドアが凍りつき、開閉できなくなった。ドアの近くにはヒーターが設置されていたが、鉄道会社は、雪がすき間に入ったため、凍りついたと説明している。

 また、東ヨーロッパも大雪と厳しい寒さに見舞われている。ロイター通信などによると、ウクライナ・キエフでは夜間の気温が氷点下33℃にまで下がり、5日間で43人が低体温症などで死亡、数百人が病院で手当てを受けている。ルーマニア・コンスタンツァでは氷点下32.5℃を記録し、黒海の水が波打ち際で凍りついていた。

 ロイター通信によると、東ヨーロッパでは1日までに少なくとも89人が死亡した。記録的な寒さはまだ数日続くとみられている。