中国 7中全会、最高規則「党規約」の改正案承認し閉幕 習主席の権威をさらに高めるものか
今月16日に開幕する中国共産党大会に向けた党の重要会議は、最高規則である「党規約」の改正案を承認して閉幕しました。習近平国家主席の権威を、さらに高めるものとみられます。
国営新華社通信によりますと、党の重要会議「7中全会」は12日に閉幕し、「党規約」の改正案と、習主席が行う演説の内容を承認しました。改正案の具体的な中身は明らかになっていませんが、習主席の権威をさらに高めるものとみられています。
会議では、過去5年間における習政権の成果をあげた上で、「習近平同志を核心とする党中央を中心にいっそう緊密に団結すべきだ」と強調しています。
16日に開幕する党大会を経て、習主席の3期目入りが確実視される中、今回の党規約の改正で、「建国の指導者」である毛沢東氏と同列に位置づける内容になるのか注目されます。