ポーランド政府は16日、ウクライナに対して数日以内に旧ソ連製の戦闘機4機を供与することを明らかにしました。

ポーランドのドゥダ大統領は16日、ウクライナに対して数日以内に旧ソ連製の戦闘機「MiG-29」4機を供与することを明らかにしました。また、今後、追加で戦闘機を供与する予定だとしています。ポーランドは、NATO（＝北大西洋条約機構）の加盟国として初めて、ウクライナへ戦闘機を供与することになります。

ウクライナへの軍事支援をめぐっては、主力戦車の供与が相次いで決まったことから、欧米からの戦闘機の供与が焦点となっています。

ウクライナ側は、「各国が追随することを望む」としていますが、ドイツのピストリウス国防相は、「今は戦闘機を供与する時期ではない」と述べるなど、欧米の足並みが揃うかは不透明な情勢です。