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米朝合意、米国務長官は慎重な姿勢崩さず

2012年3月1日 8:26

 アメリカと北朝鮮が、北朝鮮がウラン濃縮活動などを一時停止し、アメリカが食糧支援を行うことなどで合意したことについて、アメリカは歓迎する一方、慎重な姿勢を崩していない。

 クリントン国務長官は先月29日、アメリカ議会下院の公聴会で、「正しい方向に進むための第一歩だ」と評価した上で、北朝鮮が新たな挑発行為をせず、今回の合意内容を履行するか厳しく見極める考えを強調した。

 また、国務省高官は「北朝鮮側が食糧支援の増量要求を取り下げたことが今回の合意につながった」と説明した。