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ダウ平均株価反落、1万3000ドル割れ

2012年3月1日 8:54

 先月29日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は約50ドル下落し、前日に記録した終値で1万3000ドル台を割り込んだ。

 好調な経済指標を好感し、ダウ平均株価は値を上げて始まった。しかし、FRB(=連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長が議会で追加の金融緩和策について言及しなかったことが値を下げる材料となった。

 この結果、優良株で構成するダウ平均株価は、前日比53ドル5セント安い1万2952ドル7セントで取引を終えた。前日、終値で1万3000ドルの大台を突破したが、1日で割り込む結果となった。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、約11年2か月ぶりとなる3000を一時超えたものの、結局、前日比19.87ポイント安い2966.89だった。