北朝鮮外務省の報道官が4日夜に声明を発表し、アメリカと韓国が行っている合同軍事演習を批判し、「最後まで超強力対応で応える」などと警告しました。

アメリカ軍と韓国軍は、ステルス戦闘機など240機あまりを動員した大規模な合同軍事演習について、当初4日までとしていた期間を、5日まで延長しています。

こうした中、北朝鮮外務省の報道官は昨夜、声明を発表し、「主権国家の安全に対する重大な侵害」だと米韓の対応を強く批判しました。

また、最近のミサイル発射などを念頭に、「訓練は敵対的挑発行為に対する当然の反応であり、警告だ」と述べた上で、「最後まで超強力対応で応える」などと警告しました。

北朝鮮は連日米韓の軍事演習を批判していて、核実験を含む軍事的挑発への懸念が高まっています。