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台湾の日本事務所 ペンキかけられる

2012年9月2日 16:36

 先月31日、国交のない台湾で日本の大使館的な役割を担っている「交流協会」台北事務所の看板が、ペンキをかけられるなど汚される事件があった。

 交流協会によると、先月31日午後9時半頃、台北事務所の入ったビルの外にある看板に、何者かがペンキ入りの瓶を投げつけ、逃げた。看板には「慰安婦記念碑」と書かれた紙も貼られ、交流協会は台湾側に抗議するとともに、再発防止と真相究明を求めた。また、事務所のホームページを通じ、窓口を利用する日本人に注意を呼びかけている。

 台湾メディアによると、警察当局は、3人の男がペンキを投げつけたものとみて、行方を捜している。