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統一教会創始者・文鮮明氏が92歳で死去

2012年9月3日 12:17

 世界基督教統一神霊協会(=統一教会)の創始者・文鮮明氏が3日未明、韓国・ソウル近郊の病院で死去した。92歳だった。

 統一教会の韓国の広報担当者は、文氏が3日午前1時54分、入院先のソウル近郊の病院で風邪と肺炎の合併症のため死去したと発表した。文氏は先月中旬、風邪と肺炎による合併症で入院し、その後、危篤状態に陥っていた。

 文氏は1920年、現在の北朝鮮出身。1954年に統一教会を設立し、大規模な合同結婚式を取り仕切り、日本やアメリカなど海外にも活動を広げた。1991年には北朝鮮の故金日成主席とも会談し、現地での経済事業を進めた。

 一方で日本では、統一教会の信者が高価なつぼや印鑑を買わせる霊感商法が社会問題化した。