「ヘリが高く飛びすぎていた」トランプ大統領 旅客機と米軍ヘリ衝突事故
アメリカの首都ワシントン近郊で旅客機とアメリカ軍のヘリコプターが衝突した事故で、トランプ大統領は先月31日、ヘリコプターが「かなり高く飛びすぎていた」と認識を示しました。
ワシントン近郊の空港近くで先月29日に起きた旅客機とアメリカ軍のヘリが空中で衝突した事故について、トランプ大統領は先月31日、「ヘリコプターは、かなり高く飛びすぎていた。」とSNSに投稿し、軍用ヘリ側に問題があったとの認識を示しました。
制限高度である200フィート(=およそ60メートル)より、はるかに高かったと指摘しています。
また、ホワイトハウスのレビット報道官は、多様性の推進でFAA(=アメリカ連邦航空局)の「雇用基準が悪化している」と指摘し、今後は基準を引き上げ、能力と技能に基づいて採用する考えを示しました。
アメリカメディアによりますと、事故があった空港の近辺では現在、ほぼ全てのヘリコプターの飛行が禁止されているほか、地元の消防当局は、これまでに41人の遺体を収容したと発表しています。